自分の場合、なぜ離婚か別居という状況に至ったのか?
ん~、簡単に言えば「性格の不一致」なんでしょうが、性格なんてピタリと同じ人なんてそんなにいないですよね?
ましてや育ってきた環境も違う訳ですから…。
でも、そういう二人が出会い恋をし、愛に発展して結婚に至る~!となったのに、いつからかその恋愛感情は薄れ、妻を名前でなくお母さんと呼ぶようになり、専業主婦をしている妻に対して労いの言葉も掛けず家政婦のように扱い…。
って、別に家政婦のように扱っていたつもりはないんですけどね。
前にも話しましたが、育児に専念したい!という想いを叶えてあげれるように、自分の面倒は極力しなくても良いようにしていたつもりだったのに…。
逆にそういうふうにしたことで、妻の存在感というか夫婦のコミュニケーション不足を引き起こしてしまったのか?
独立したばかりで仕事に集中したかった自分と、自分の手で子どもを育てたい!という妻の想いと、ある意味二人のニーズ?に合っていたはずなのに…。
一般には離婚の理由の第1位が「性格の不一致」とのことですが、私の場合はそれもありますが「金の切れ目が縁の切れ目」の方が合っているかな…。
お金の問題で離婚するは、第3位くらいにランクインしていますね。
離婚するとなると夫婦の多くがお金のことに直面する現実なのではないでしょうか?
金だけが全てでない!と誰もが分かっていることでしょうが、金が無いことの苦しみや悩みは、実際になってみると想像以上です!
自分で会社を経営していたころ、先輩の経営者の方々から「会社を興すのはある意味簡単だが、辞める時は起業するときの数倍以上の労力(力)が必要になる」と言われたものです。
確かに自分が倒産という場面に直面して、これ程までに苦しく辛いものなんだ!と思い知らされたのは言うまでもありません。
そのような苦しい場面で妻の一言が今も頭にこびりついています。
おれ:このような状況になったので、当面、生活費や食費も入れれなくなる…。
妻 :これからどうやって生活していくつもりなの!!(怒
おれ:なるべく早くケリを着けるようにするから…。
妻 :早くっていつよ!!とっととどこかに勤めて少しでも稼いでこい!!
おれ:今まで生活費やなんやらおれが全て賄ってきた。それが今はできない。
できなくなった途端にそれかよ!
おれが今までしてきたことはなんだったんだ?!
妻 :はぁ?!当たり前のことでしょ!
おれ:えっ?!当たり前?
そうなんですよね。
確かに家庭を持って子どもも生まれ、生活するために必要なお金を稼ぎ養っていくというのは「当たり前」ですよね…。
頭では分かっているんですよ!当たり前のことだって!!
でも、妻のその言葉と態度をみたとき「なにも感謝されてなかったんだな…」と確信しましたね。
で、ダメ押しに「離婚したい!」と言われ、それに関しては自分も異論はなかった。
のですが、次女が4ヶ月後に高校受験を控えていたため「今の時期にバタバタするのも可哀相だから受験が終わるまで現状を維持してほしい。」と俺の方から提案し了承してもらった。
当然、お互い顔を合わせたくないので寝静まった頃に帰り、なるべく早く家を出て極力、顔を合わせないようにしてました。
4ヶ月後、無事に次女の受験も終わり、「これで夫婦としての歴史も終わるんだな…」と。
しかし、何日経過しても「離婚」を切り出さない妻。
ん?なんで?
あんなに罵声を浴びせボロくそに言っていたのに何故?
三女がまだ小学生だったので、できれば環境を変えたくない気持ちも確かに俺の中にもあったのですが…。
妻の方から離婚話を切り出さないのをいいことに?その件はうやむやになり、とりあえず前回は離婚の話はなし?棚上げ?ってことになりました。
しかし、お金のことでのギクシャク感はなくならず夫婦の溝も平行線?というより徐々に広がっていたのだと…。
40半ばでの再就職もままならず、借金の件もなかなかケリがつかずというより何千万の借金をそんな短時間で解決できるはずも無く…。
妻はそのことについても「なにをグダグダやってんの?」的に冷たい視線をビームのように浴びせてきます。
「あぁ~俺ってクソ野郎だよな~!!」
って思い落ち込むことも多くなってきましたが、娘たちの変わらない笑顔と言葉に頑張らないと!と自分を奮い立たせていました。
いま思うと娘たちも現状が分かっていて、妻との仲の険悪な雰囲気も分かっていたんだな~と感じます。
でも気を使ってなるべく普通にしてくれていたんですよね~。
妻はとにかく俺のことが嫌いだったのに、娘たちが普通どおりに接するのをみて面白くなかったのだと思います。
それで余計に不機嫌な態度になっていたのでしょうね…!!